ウラベニヒョウモン

《学名》
 
Phalanta phalantha
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 沖縄本島、石垣島、竹富島、黒島、西表島、波照間島、与那国島
沖縄県以外の記録
 長崎県

《成虫の生態・写真解説》
 成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。※本種は迷蝶です。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』センダングサ類、キダチキンバイ。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』2例観察しているが、写真のように上の個体が♂、♀なので、飛翔は交替あるいは決まっていないのかもしれない。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』日光浴
【天敵】印です。
『撮影メモ』。

♂(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2004年11月28日 同♂(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2004年11月28日 ♀(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2003年10月25日 ♀(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2004年11月28日
1頭(キダチキンバイの花で吸蜜)西表島 2004年11月28日 ♀(日光浴)西表島 2003年10月24日 交尾(上♀)西表島 2003年10月26日 交尾(上♂)西表島 2004年11月28日

《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。(これからも変異ある個体の写真を随時、募集しています)。
クリックしてね→本種標本写真へ。
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
 産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ
食草》
 イイギリウンリュウヤナギシダレヤナギトゲイヌツゲ
《文献覚え書き
【2020年度発行文献より】

 ウラベニヒョウモン;古くは長崎市1880年の記録もある「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方(増補改訂第2版)」、福田晴夫ほか(2020).

【2019年度発行文献より】

 沖縄県で記録された蝶類と食草についてまとめる(島嶼別蝶類分布一覧表あり)比嘉正一・長嶺邦雄、改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー;2-182.(沖縄昆虫同好会)
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【2013年度発行文献より】

 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会)
《参考資料》
【参考文献】本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 小路嘉明・米谷敦子 与那国島でウラベニヒョウモンの発生を確認 109
 川村淳 ウラベニヒョウモン他,迷蝶の記録 152
 佐伯元行 ウラベニヒョウモンの産卵 200
 清水聡司 ウラベニヒョウモンがイイギリに産卵 223
 新田智 西表島のウラベニヒョウモン 240