ハイイロタテハモドキ

《学名》
 Junonia atlites
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 石垣島(野崎灯台付近 22♂13♀  1976年10月16〜23日 小林 久太郎〔日本初記録〕)、西表島、黒島、与那国島
《成虫の生態・写真解説》
 成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』♂の吸水。吸蜜植物(センダングサ類)。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』♂♀の日光浴。
【天敵】印です。
『撮影メモ』
【分布】印です。迷蝶なので、島嶼で撮影・採集した個体を示す。
『撮影メモ』西表島。

※生態写真は西表島で撮影したものが中心で殆ど蝶研フィールド202に報告済み。

♂吸水 西表島 2002年12月11日 ♀(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2002年12月13日 ♂日光浴 西表島 2002年12月13日 ♀日光浴 西表島 2002年12月11日
《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。(これからも変異ある個体の写真を随時、募集しています)。
クリックしてね→本種標本写真へ
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
 産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ

《食草》
 ツルノゲイトウ・オオバコ・イワダレソウ・オギノツメなど
【参考文献】日本産蝶類幼虫食草一覧(仁平勲・2004)

《文献覚え書き
【2019年度発行文献より】

 
沖縄県で記録された蝶類と食草についてまとめる(島嶼別蝶類分布一覧表あり)比嘉正一・長嶺邦雄、改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー;2-182.※食草の記述なし、分布記録の追加はなし。(沖縄昆虫同好会).

【2014年度発行文献より】

 ハイイロタテハモドキ;♀ 黒島 2002年10月21日 宍倉万夫、菅原春良・高橋直(2014)日本の迷蝶大図鑑(むし社).
【201
0年度発行文献より】
 分布;1♂ 与那国島宇良部 2010年6月17日 山口修「与那国島でハイイロタテハモドキを採集」フィールドサロン20:9(2010).
《参考資料》
【参考文献】
本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 強矢稔 石垣島でハイイロタテハモドキを採集 199
 新田智 西表島のハイイロタテハモドキ 202
 新田智 西表島でハイイロタテハモドキと遭遇 202
 小野寺博昭 ハイイロタテハモドキ採集記 202
 新田智 ハイイロタテハモドキ♀ 202