トガリチャバネセセリ

《学名》
 Pelopidas agna

《文献覚え書き》
【20
23年度発行文献より】
 食草:トガリチャバネセセリ終齢幼虫(シュロガヤツリ)西表島白浜 2022年6月9日→6月26日♂羽化 大塚市郎「トガリチャバネセセリ幼虫をシュロガヤツリより採集」季刊ゆずりは(98)42.
【201
9年度発行文献より】
 沖縄県で記録された蝶類と食草についてまとめる(島嶼別蝶類分布一覧表あり)比嘉正一・長嶺邦雄、改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー;2-182.※本種は追加の食草、分布記録の追加はなし。(沖縄昆虫同好会).
【201
8年度発行文献より】
 トガリチャバネセセリ;黒島、鳩間島(未発表)、青木一宰 八重山諸島島嶼別蝶類分布表より初プロット、八重山採集観察地ガイド;32-35.
【2017年度発行文献より】

 トガリチャバネセセリ;伊良部島での新記録かつ迷チョウ記録(1♀, 2013年5月:小浜継雄・砂川博秋, 宮古島総合博物館紀要 (21): 167-191.
【201
4年度発行文献より】
 形態:トガリチャバネセセリとチャバネセセリの幼虫・蛹の形態について幼虫は区別しにくいが蛹は頭部の突起はトガリの方がチャバネより大(長い)、横から見るとトガリは頭部背面から前・中胸にかけてなだらかに盛り上がる(チャバネは急勾配) 浜祥明「沖縄産蝶類の研究III」、季刊ゆずりは63:51-53.
【2013年度発行文献より】

 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会).
 生態:トガリチャバネセセリ1♂(灯火飛来)石垣島登野城 2012年7月7日 浜祥明「沖縄産蝶類の研究U」、季刊ゆずりは56:42-49.
【1989年度発行文献より】

 分布;トガリチャバネセセリ1♀ 今帰仁村乙羽岳 1988年9月5日 福田賢、福田賢ほか「付録・蝶類1988〜1990」INSECT TIMES(37);113-163(1989)←「※誤同定と思われる」としている.蝶類年鑑(1990)より.
 分布;トガリチャバネセセリ1♀ 今帰仁村乙羽岳 1988年9月5日 福田賢、福田賢ほか「南西諸島における継続調査」早稲田生物(32);85-100(1989)←「※誤同定の可能性が高い」としている.蝶類年鑑(1990)より..
【198
8年度発行文献より】
 分布;トガリチャバネセセリ1頭 本部半島(今帰仁村または本部町?特定不能)1987年8月4-6日 道楽親父「沖縄本島転戦記2」、よいこの蟲だより(57);1806-1813(1988).
 分布;由布島で確認した蝶(リュウキュウアサギマダラ・スジグロカバマダラ・オオゴマダラ・メスアカムラサキ・リュウキュウムラサキ・タテハモドキ・ウスキシロチョウ・ウラナミシロチョウ・タイワンクロボシ・ヤマトシジミ・ヒメシルビアシジミ・トガリチャバネセセリ・クロボシセセリ)1988年5月27日 加藤朝規「八重山探蝶記(1988年5月)」蝶研サロン15;1-5.
【198
6年度発行文献より】
 分布;トガリチャバネセセリ1頭 沖永良部島大山 1984年8月5日 昆虫班「沖永良部の蝶」VITAE(26);8-10(1986).←「※誤同定の可能性が高い」としている.蝶類年鑑(1987)より.
《参考資料》
【参考文献】
本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 住岡伸弘 与那国島のトガリチャバネセセリ 7
 秋田勝巳 与那国島でトガリチャバネセセリを採集 24
 小路嘉明 トガリチャバネセセリの交尾飛翔形式 105
 新田智 与那国島でトガリチャバネセセリ,ホリシャルリシジミの交尾個体を採集 253