交尾(上♂・下♀)うるま市 2006年10月25日 交尾個体(上♂・下♀)に求愛する♂ うるま市 2006年10月28日 交尾(上♂・下♀)名護市 2012年10月2日 ♂(メキシコサワギクの花上でオキナワアズチグモに捕食される)うるま市 2008年9月24日

ウラナミシロチョウ

《学名》
 
Catopsilia pyranthe
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 伊平屋島、伊是名島、水納島(本部町)、伊江島、古宇利島、瀬底島、屋我地島、沖縄本島、浜比嘉島、伊計島、津堅島、久高島、渡嘉敷島、座間味島、粟国島、渡名喜島、久米島、北大東島、南大東島、宮古島、来間島、伊良部島、多良間島、水納島(多良間村)、石垣島、竹富島、小浜島、黒島、鳩間島、由布島、西表島、波照間島、与那国島、魚釣・尖閣島
 沖縄県以外の記録
 千葉県、兵庫県、山口県、高知県、佐賀県、長崎県、長崎県(平戸島、対馬、福江島、奈留島)、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、鹿児島県(種子島、屋久島、中之島、小宝島、喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島)
《成虫の生態・写真解説》
 
成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』♂の吸水。吸蜜植物(アメリカハナグルマ、アフリカホウセンカ、キバナランタナ、ザクロ、サキシマフヨウ、ショウジョウソウ、シロバナランタナ、センダングサ類、センニチコウ、タイワンレンギョウ、テンニンギク、ハナシュクシャ、ホウオウボク、ホコバテイキンザクラ、メキシコサワギク、ランタナ、リュウキュウボタンヅル)。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』写真の他にも数例撮影している。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』。
【天敵】印です。
『撮影メモ』オキナワアズチグモ。

♂(ホコバテイキンザクラの花で吸蜜)うるま市 2006年10月13日 ♂(メキシコサワギクの花で吸蜜)うるま市 2006年10月23日 ♂(ショウジョウソウの花で吸蜜)うるま市 2006年10月24日 ♂(サキシマフヨウの花で吸蜜)うるま市 2006年11月1日
♂(アフリカホウセンカの花で吸蜜)うるま市 2009年3月12日 ♀(キバナランタナの花で吸蜜)うるま市 2010年11月4日 ♂(ホウオウボクの花で吸蜜)うるま市 2011年7月16日 ♀(シロバナランタナの花で吸蜜)うるま市 2011年7月20日
♀(モンシロチョウ♀と一緒にセンダングサ類の花で吸蜜)うるま市 2011年7月24日 ♂(センニチコウの花で吸蜜)那覇市 2011年7月29日 ♂吸水 うるま市 2011年8月2日 ♀(テンニンギクの花で吸蜜)うるま市 2011年8月8日
   
♀(アメリカハナグルマの花で吸蜜)うるま市 2011年8月15日 ♂(タイワンレンギョウの花で吸蜜)うるま市 2011年10月23日    
♂(リュウキュウボタンヅルの花で吸蜜)うるま市 2006年8月19日(新田敦子) ♂(ハナシュクシャの花で吸蜜)今帰仁村 2019年9月1日(新田敦子) ♀秋型(ランタナの花で吸蜜)うるま市 2014年1月25日 ♀(ザクロの花で吸蜜)うるま市 2016年5月29日
       
       

《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。(これからも変異ある個体の写真を随時、募集しています)。
クリックしてね→本種標本写真へ。
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ
《食草》
 アメリカセンナ、ウラゲモクセンナ、エビスグサ、ジャワセンナ(ピンクシャワー)、ナンバンサイカチ、ハナセンナ、ハネセンナ、ハブソウ、ハマセンナ、モクセンナコバノセンナ(産卵植物、未発表、ブログ公開)。
《文献覚え書き》
【2019年度発行文献より】

 沖縄県で記録された蝶類と食草についてまとめる(島嶼別蝶類分布一覧表あり)比嘉正一・長嶺邦雄、改訂・沖縄県の蝶ー記録された島と食草ー;2-182.(沖縄昆虫同好会)
【2015年度発行文献より】

 瀬底島;ウラナミシロチョウ 1頭目撃 2014年10月7日(小浜継雄「沖縄諸島瀬底島のチョウ2014年10月の記録」琉球の昆虫39(211-212).
 渡名喜島;ウラナミシロチョウ 小浜継雄「沖縄諸島渡名喜島のチョウの記録−2013年5月」琉球の昆虫(39):233-234.
【2013年度発行文献より】

 記録のまとめ(SATSUMA 150).
 沖縄県の蝶・記録された島と食草(沖縄昆虫同好会)
【2011年度発行文献より】
 ♀ 高知県 2007年9月12日 秋山耕治保管、SPINDA23(2008。初記録)再掲図示(京大蝶研の標本箱、2011)
【20
06年度発行文献より】
 ウラナミシロチョウ;来間島(ほか蝶類目撃種あり)2005年11月 中西元男「宮古島2005年11月の蝶」めもてふ(225)5.
《参考資料》
【参考文献】本種に関する蝶研フィールドについて(数字は通巻号数)
 蔵田耕一 ウラナミシロチョウの食草の一例 58
 新田智 ウラナミシロチョウの異常型を採集 97
 手塚浩 ウラナミシロチョウに寄生したヤドリバエ 186