クロテンシロチョウ

《学名》
 Leptosia nina

《分布(記録のある沖縄県の島)》
 石垣島、竹富島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島
 ※竹富島の記録は足立(蝶研フィールド233)によるもの。恐らく今のところ竹富島の記録はこれのみ?。
 ※小浜島初記録、喜舎場孫進(めもてふ269、2010)

《成虫の生態・写真解説》
 成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』吸蜜植物(フシザキソク、チリメンナガボソウ、キツネノヒマゴ、ツルソバ、シマヒメタデ、オニタビラコ、オキナワクルマバナ、ヌマダイコン、センダングサ類、フトボナガボソウ、リュウキュウイナモリ)。記録された吸蜜植物は多く、写真以外にハイアワユキセンダングサも記録されている。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』写真の他にも数例、観察・撮影している。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』。
【天敵】印です。
『撮影メモ』。

♂(フシザキソウの花で吸蜜)西表島 2003年11月5日(新田智、蝶研フィールド211). 1頭(チリメンナガボソウの花で吸蜜)西表島 2003年11月5日(新田智、蝶研フィールド211). ♂(キツネノヒマゴの花で吸蜜)西表島 2003年10月30日(新田智、蝶研フィールド211). ♀(ツルソバの花で吸蜜)西表島 2004年12月2日(新田智、ありんくりん通信24).
♀(シマヒメタデの花で吸蜜)西表島 2004年12月5日(新田智、ありんくりん通信24). 1頭(オニタビラコの花で吸蜜)西表島 2005年12月1日(新田智、ありんくりん通信24). ♂(オキナワクルマバナの花で吸蜜)与那国島 2007年7月8日 ♂(ヌマダイコンの花で吸蜜)西表島 2008年12月18日(新田智、ありんくりん通信24).
♂(センダングサ類の花で吸蜜)西表島 2004年12月11日(新田智、ありんくりん通信24). 1頭(フトボナガボソウの花で吸蜜)西表島 2004年12月15日(新田智、ありんくりん通信24). ♂(リュウキュウイナモリの花で吸蜜)与那国島 2013年6月19日 交尾 西表島 2008年12月16日(新田智、ありんくりん通信24).

《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。(これからも変異ある個体の写真を随時、募集しています)。
クリックしてね→本種標本写真へ
【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。

《産卵〜幼生期》
 産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種沖縄蝶類幼生期図鑑へ

食草》
 ギョボク

http://futao2.zouri.jp/01kurotenn-bunnkenn.html