ヤエヤマカラスアゲハ

《学名》
 
Papilio bianor
 ※最近、本州のカラスアゲハはsp. dehaaniiとなり、南西諸島(八重山)のカラスアゲハと分けられた。
《分布(記録のある沖縄県の島)》
 水納島(本部町)*、瀬底島*、沖縄本島*、石垣島、竹富島、小浜島、黒島、新城島、鳩間島、西表島、外離島、波照間島、与那国島
 ※相澤和男氏のご教示によると沖縄本島および水納島(本部町)は中国本土由来 P. bianor bianor(記載名義亜種)とのこと。重ねて相澤和男氏に感謝申し上げる。
《成虫の生態・写真解説》
 
成虫の生態写真は特記のない場合は全て新田智撮影、未発表も含む。以下のようにキャプション▲の色によって成虫の生態行動、および天敵を分けています。必要なものは解説も入れます。なお、吸蜜植物で未同定のものは園芸種などとしています。これらの未同定植物名がお分かりの方、また明らかに誤りである(植物名・天敵名)場合はご指摘頂きたく、お願いします。
【吸蜜・吸水】印です。
『撮影メモ』♂の吸水。吸蜜植物(センダングサ類)。
【交尾・求愛】印です。
『撮影メモ』挑戦したい。
【成虫のその他の生態】印です。
『撮影メモ』。
【天敵】印です。
『撮影メモ』ナガマルコガネグモ。

♂(翅を立てて吸水)西表島 2004年8月28日 2♂(翅を広げて吸水)西表島 2005年4月2日 ♀(センダングサ類の花で吸蜜)与那国島 2005年6月29日 ♂(ナガマルコガネグモに捕食)西表島 2005年11月30日

《変異・異常型》
【標本写真】蝶研フィールドに報告されたものを中心にアップしています。多くの方々から標本写真の掲載についてご快諾いただきました。ご協力頂きました皆様へ感謝申し上げます。まだまだ、新たなご投稿もお待ちしています。個体変異の参考になれば幸いです。
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【生態写真】生態写真で見る変異です。主に、新田智が撮影したものです。
クリックしてね→本種生態写真で見る変異へ。
《産卵〜幼生期》
産卵〜幼生期までを紹介しています。野外での母蝶の産卵、その卵、幼虫、蛹、羽化シーンをまとめる予定です。撮影できしだい随時更新します。主に、新田智が撮影したものです。
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《食草》
 カラスザンショウ、ハマセンダン。

《文献覚え書き》ヤエヤマカラスアゲハ